応挙・呉春・蘆雪―円山・四条派の画家たち
10/10/2020 21:16:10, 本, 山川 武
応挙・呉春・蘆雪―円山・四条派の画家たち は 山川 武 によって作成されました 各コピー2640で販売されました. Le livre publié par manufacturer. Il contient 183ページ pages et classé dans le genre genre. Ce livre a une bonne réponse du lecteur, il a la cote 3.7 des lecteurs 1. Inscrivez-vous maintenant pour accéder à des milliers de livres disponibles pour téléchargement gratuit. L'inscription était gratuite.
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応挙・呉春・蘆雪―円山・四条派の画家たちオンラインブックダウンロード - 内容紹介本書は、東京藝術大学名誉教授、故山川武先生の研究著作から先生の中心的研究テーマであった円山四条派に関する論考、とくに円山応挙、呉春、長沢蘆雪の三人の画家についての論考を再編集したものです。山川先生は、日本美術史、とりわけ近世絵画史の専門家としてすぐれた業績をのこされました。円山四条派の研究のほかにも、琳派や南画に関する研究でも美術史のメインストリームを形成する重要な仕事をのこされたことは周知のとおりです。この度、東京藝術大学出版会から先生の論集を刊行するにあたって、あえて円山四条派に関する論考に絞って一書としたのは、先生の美術史研究が蘆雪にはじまったこと、生涯を通じてこの分野に特別の関心をもっておられたこと、そして何よりもここに採録した論文が今なお、後進の研究者たちにとってもっとも基本的な参考文献、いわばメルクマールとしての価値を失わないことなどからです。江戸絵画の研究者はもちろん、これから研究をはじめようとしている学生にとって必読の書といえるでしょう。応挙・呉春・蘆雪―円山・四条派の画家たちを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
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応挙・呉春・蘆雪―円山・四条派の画家たちオンラインブックダウンロード - 内容紹介本書は、東京藝術大学名誉教授、故山川武先生の研究著作から先生の中心的研究テーマであった円山四条派に関する論考、とくに円山応挙、呉春、長沢蘆雪の三人の画家についての論考を再編集したものです。山川先生は、日本美術史、とりわけ近世絵画史の専門家としてすぐれた業績をのこされました。円山四条派の研究のほかにも、琳派や南画に関する研究でも美術史のメインストリームを形成する重要な仕事をのこされたことは周知のとおりです。この度、東京藝術大学出版会から先生の論集を刊行するにあたって、あえて円山四条派に関する論考に絞って一書としたのは、先生の美術史研究が蘆雪にはじまったこと、生涯を通じてこの分野に特別の関心をもっておられたこと、そして何よりもここに採録した論文が今なお、後進の研究者たちにとってもっとも基本的な参考文献、いわばメルクマールとしての価値を失わないことなどからです。江戸絵画の研究者はもちろん、これから研究をはじめようとしている学生にとって必読の書といえるでしょう。応挙・呉春・蘆雪―円山・四条派の画家たちを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
本書は著者が記した数多くの論考の中から抜粋して再構成したものだそうだが、よく編集されており、伝記としても美術評論としても非常に読み応えのある仕上がりになっている。本書を読むと、それまでの琳派や狩野派がどちらかと言うと貴族的な傾向にあったのに対し、庶民の目線で描き続けた応挙が日本美術界に於いて如何に重要な存在であったか、更にはその写実主義を汲んだ円山・四条派の功績が如何に大きかったかという事を改めて考えさせられる。応挙とライバル関係にあった蕭白が「画を望ば我に乞うべし。絵図を求んとならば円山主水よかるべし」と批判した話は有名だが、確かに応挙の絵画は蕭白のような迫力には欠けるかもしれない。こうした事から、昨今ではどちらかと言うと「奇才」と言われる蕭白や若冲に注目が集まる傾向にあるように思う。然しながら、応挙の描く「絵図」が単に優等生の描く写生画というだけではないという事を本書を通して学ぶ事が出来たし、何れも優劣付け難く、日本美術界の宝なのだという事を認識するに至った。勿論、本書の中心は応挙だけではない。蕪村と応挙、それぞれの魅力を融合させて新たな世界を作り上げた呉春、また、応挙に師事しながらも独自の道を歩んだ蘆雪に関する論考も注目に値する。取り分け、普段は余り取り上げられる事のない蘆雪の「山姥図」の分析は非常に興味深く、大変参考になった。尚、本書はあくまでも応挙、呉春、蘆雪の三人を取り上げてはいるが、応挙を師とした呉春と蘆雪の微妙な対立関係、或いは同時代の蕪村、若冲、蕭白にも言及する等、内容は実に豊富なので、この時代の京絵師達に興味のある方達は興味が尽きないのではなかろうか。応挙とそれを取り巻く絵師達全ての魅力を再発見出来る著書として、自信をもって推薦したいと思う。
によって 山川 武
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